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COVID-19

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とっても長くなりましたが、多くの人にリンク先まで読んでもらいたいです。 4/15に出された、新型コロナウィルスについての論文です。 なんにもわからないから、怖い。不安。 姿が見えれば、自分なりの理解と解釈により不安を和らげられると思うから。 新型コロナウィルスが肺炎を引き起こし、その致死率が高いのではないみたいです。 もともと何かしらの原因を抱えている個体が、新型コロナウィルスを引金に免疫系が暴走して、致死率の高い症状を引き起こしてしまうようです。 https://www.sankei.com/smp/life/news/200503/lif2005030074-s1.html 昨晩の産経新聞によると、4/15に、免疫学が専門の 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(QST)の平野俊夫理事長らによるCOVID-19/新型コロナウィルスに関する論文が発表されていたらしい。 QSTのホームページで、概要がとてもわかりやすくまとめられている。 https://www.qst.go.jp/site/press/40364.html 要は、 ◎COVID-19 イコール 肺炎!ではない。 ◎免疫系の過剰な生体防御反応( サイトカインリリース症候群CRS) によるひとつの症状として、肺炎( 急性呼吸器不全症候群) が引き起こされる。 ◎  その「急性呼吸器不全症候群(ARDS)」が特に致死率が高い。 ◎この 致死的な急性呼吸器不全は、ウイルスが減少し始めた頃、 感染後期に生じるといえる。 ◎CRSを治療することができればCOVID-19も脅威ではなくなる。 ウイルスと免疫の基本から見ていくと、 ◎外来ウイルスが感染すると、まず自然免疫が活性化される。 ◎  自然免疫活性化に誘導され獲得免疫 が活性化され、ウイルスを排除する。 ◎  基礎疾患などを含めて何らかの原因で、ウイルス排除のための免疫反応、炎症反応が過剰に激しくなると、 全身性のサイトカインストームからCOVID-19に見られる致死的なARDS(肺炎)が起こる。 つまり、脅威はCOVID-19ウイルス自体ではなく、そのウイルスが引金となって引き起こされるCRS しかも、感...